
こんにちは。
自分の新作よりバザーの提出品優先しているハンドメイド作家・ミロクです。
バザーといえば入園グッズや学校で使う袋物などが人気ですが、もうちょっと材料少なめ・費用抑えめ・作るのが簡単なアイテムは無いかな?と探していたところ、ガーゼマスクにたどりつきました。
秋開催のバザーなら、風邪・インフルエンザ予防で買ってすぐに使えるし、他の季節でも花粉症対策や給食当番用として、割と年中活躍します。
普段マスクを嫌がるお子さんも、お気に入り柄の布製マスクなら付けてくれるかもしれません。
というわけで、今回は子ども向けの平面ガーゼマスクの作り方・必要な材料を紹介します。
特別に難しい工程はありませんし、ひと手順ごとに写真付きで解説しているので、普段あまりお裁縫をしない人でも簡単に作れると思います。
生地の下準備をしたら、
- 四角に折りたたむ
- 直線縫いは3回だけ
- ゴムを通す
だけで完成です!
幼児から小学校低学年のお子さんにピッタリな8cm×11cmサイズで説明していますが、高学年以上のお子さんや大人用にサイズを変更する方法も紹介しているので、お好みのサイズに仕上げてみてください。
※作るのが難しい方向けに、記事の後半でハンドメイド作家さん手作りのマスクや除菌グッズを紹介しています!
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平面ガーゼマスク(子ども用)の基本サイズと材料
平面ガーゼマスク(小学校低学年向け)サイズとゴムの長さ
今回ご紹介するのは幼児~小学校低学年向けの平面マスクです。
完成サイズは、
- タテ8cm×ヨコ11cm
- ゴムの長さは26cm
です。
高学年以上のお子さんや大人の方向けについては、布の大きさやゴム紐の長さを適宜変更してください。
また、幼児~小学校低学年のお子さんであっても多少サイズを変えた方が良い場合もあるので、まずはティッシュなどを上記サイズに折ってお子さんの口元にあてて確認してみると間違いがないと思います。
平面ガーゼマスク(小学校低学年向け)の材料

平面ガーゼマスクに必要な材料は
- ダブルガーゼ生地 20cm×40cm程度
- マスク用ゴム紐 26cm×2本
の2種類です。
マスク作りに必要なガーゼ生地の寸法は18cm×36cmなのですが、最初に水通しを行うと生地が少し縮むので、あえて一回り大きめで表記しています。
水通しについては作り方の項目で詳しく説明しますね。
ゴム紐は片側につき26cm。
こちらは、お子さんに合わせて自由に長さを調節してください。
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↑私が購入したのはこちらの商品です。
ダブルガーゼのハギレとマスク用のゴムがセットで使いやすかったのですが、この記事を書いている2019.10.10の時点では売り切れになっていました。
クリックのタイミングによっては、再入荷しているかも!?
↑同じお店で、ガーゼ生地だけのセットが少しお安い価格でありました。
今回ご紹介する平面マスク10個分が作れる量です。
→紹介したガーゼ生地が売り切れの時は、こちらから子ども向け柄ガーゼ生地を探してみてください。
↑同じお店でマスク用ゴムも買えます。
6mあるので、10個は余裕で作れますね!
→白以外のカラーゴムが欲しい方はこちらをタップして探してくださいね!
平面ガーゼマスクの作り方 手順をイラストで確認しよう!
記事が長くなるので、先に作り方の手順をかんたんにまとめておきますね。
平面ガーゼマスクの作り方は、
- 生地を水通し・地直しする
- 生地を裁断する
- 二つ折りにして端を縫う
- 表に返して縫い目をずらす
- マスクのサイズに折りたたむ
- ゴム通し口を作る
- ゴム紐を通して、完成!
という流れになっています。
裁断後の作業については、こちらの画像を見ていただくとイメージしやすいです。

では、手順を一つ一つ見ていきましょう。
写真で解説!平面ガーゼマスクの作り方
手順その1:生地を水通し・地直しする
最初に必ずやってほしいのが、生地の水通しです。
水通しというのは、布地をあらかじめ水に浸すことで
- 繊維のタテヨコの歪みを取って布地を整える
- 縮みやすい生地を前もって縮ませ、完成後の型崩れを防ぐ
- 洗濯時の色落ちを防ぐ
などの効果があります。
ガーゼマスクは洗濯して繰り返し使うものです。
ガーゼ素材はとても縮みやすいので、最初に水通しをしておかないと、完成品を洗濯した時に縮んだり歪んだりしてしまって最悪の場合使えなくなってしまいます。
面倒くさがらずに水通ししてくださいね。
水通しの細かい手順や、実際にガーゼ生地がどのくらい縮むのかを別記事にまとめているので、参考にしてください。
手順その2:生地を裁断する
水通しが終わったら、ダブルガーゼ生地を必要な大きさに裁断しましょう。
今回は、幼児~小学校低学年向けのマスク(完成サイズ8cm×11cm)なので、
ガーゼ生地を、タテ18cm×ヨコ36cm の長方形に裁断します。
完成サイズを調整したい時は、次の画像を参考にしながら裁断サイズを変更してください。
(以降の作り方は同じです)
タテaセンチ、ヨコbセンチの平面マスクを作りたい時の裁断サイズは
タテ a×2 + 2センチ、ヨコb×3 + 3センチです。

手順その3:二つ折りにして端を縫う
ここからは実際に縫っていきます。

ダブルガーゼ生地を中表に(表面が内側にくるように)2つ折りにします。
写真のように、横長になるようにしてくださいね。
折り端(ピラピラしている方)を縫いしろ1cmで縫います。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。

ガーゼ生地は、縫い始めと縫い終わりが特に進みづらいので、ミシンをゆっくり慎重に動かすのがポイントです
縫い終わったら、縫い代を割っておきます。
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手順その4:表に返して縫い目をずらす

筒状になった生地を表に返します。
縫い目を端から1cm程度下にずらし、アイロンで形を整えます。
縫い目をずらすことで、マスクの端で縫いしろが重なりゴロゴロするのを防ぎます。
この縫い目は最終的に見えなくなるので、水平を保てていれば厳密に1cmピッタリじゃなくても大丈夫ですよ。
手順その5:マスクのサイズに折りたたむ
横長状態からマスクのサイズに折りたたんでいきます。
まず、左端を11cm(=完成サイズ)内側に折ります。

さらに、続けてもう一回11cm折ります。

この時点で、マスクの完成サイズにプラスして、右端が3cm残っている状態になります。
手順その6:ゴム通し口を作る

手順5で残った右端3cmを、三つ折りにします。
ここで、折り幅が1.5cm程度になり、全体はマスクの完成サイズと同じ大きさになっているはずです。
今折った部分のキワ(端から1~2mm程度)を縫います。

縫い目をきれいに仕上げるため、写真ではマスク表側から縫っています。
(三つ折りした部分は裏側にあります)
縫い目を落としてしまいそうな人は、裏を向けて縫っても大丈夫ですよ。
さらに、今縫ったのと同じ幅で反対側も縫い、ゴム通し口を作ります。

手順その7:ゴム紐を通して、完成!
手順6で作ったゴム通し口に、マスク用ゴム(26cm)を通し、端を固結びして輪にします。

結び目は写真のように、布の中に入れて隠しましょう。
これで、平面ガーゼマスクの完成です!
お疲れさまでした!
バザーやフリマなどで販売する時には、次の写真のように簡単に包装してあげると衛生的です。
サイズや対象年齢の目安をシールで付けてあげれば、パッケージを勝手に開けられてしまう事も予防できます。

バザー品の提出には学校や幼稚園によってルールがあると思うので、そちらに従ってくださいね。
(役員さんが検品後にパッケージ・タグ付けなど行うと決められている所もあるかもしれません)
マスク自作は難しいよ…という人には作家さんのハンドメイド作品がおすすめ!
ここまで写真付きでできるだけわかりやすく解説しましたが、中には「どうしても無理…」という方もいらっしゃるかもしれません。
また、普段お裁縫を全くしないけど、必要に迫られて作ることになった人もいますよね。
(今、マスク品薄ですから…)そんな時は、ハンドメイド作家さんの手作りマスクを購入してみるのはいかがでしょうか?
作家として活動している方の手作りなら、品質も折り紙付きですし、先に購入したお客さんの評価も見られるので安心して購入できますよ。
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マスクと一緒に使いたい除菌グッズまとめました!
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基本中の基本は「手洗い・うがい」ですが、できる対策はしっかり施したいものです。
マスクに吹き付けるだけ!マスク専用除菌スプレー
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空間除菌で身の回りを清潔に!
空間除菌のクレベリン、って聞いたことないですか?
冬になると、テレビCMでもよくやってますよね。
置いておくだけで、周りの空間を清潔に保ってくれます。
↑小さいので、空気清浄機のように場所を取ることもありません。
↑ペンタイプもあるんですね!初めてみました。
これなら、オフィスでもさりげなく使えます。
まとめ
今回は、子ども用平面ガーゼマスクの作り方手順を写真付きでご紹介しました。
最初に生地の水通しをするのがひと手間と思われますが、完成作品がすぐに型崩れして使えなくなるのを防ぐために大事な工程なので、必ずやってくださいね。
作り方自体はとてもシンプルで、
- 生地を四角に折りたたむ
- 直線縫いは3回だけ
- ゴムを通す
これだけです。
ミシンを使って作りましたが、手縫いでも大丈夫です。
大人用も作り方はまったく同じなので、本文中のサイズ変更の仕方を参考にして、お好きなサイズで作ってみてください。
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