マグネット定規を100均の磁石で代用してみた。

こんにちは。
ミシンはともだち、現役ハンドメイド作家のミロクです。

 

あなたは、ミシンの縫い目をまっすぐきれいに保てますか?

短い距離だと問題なくても、少し長めの直線を縫うとわずかに歪んでしまうこともありますよね。

ミシンでまっすぐ縫うための便利グッズに「マグネット定規」というものがあります。
700円くらいで売ってる物なんですが、微妙な金額ですよね。

「マグネット定規ってただの磁石じゃないの?100均の磁石で代用できないの?」と思って検索してこのページにたどり着いた人もいるのでは?

そこで今回は、本物のマグネット定規は100円ショップ(ダイソー・セリア)に売っている磁石付きアイテムでも代用できるか、実際に縫い比べをして試してみました。
もし代用するならどんなところを気にして選べばいいのか、選び方のコツも教えますね!

結論から言うと、100均代用品と本物のマグネット定規とで縫い比べをしてみたところ、

  • 直線部分なら100均商品で代用しても問題ないレベルで縫える
  • 曲線部分は本家マグネット定規でしか対応できない

という結果になりました。

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ミシンのマグネット定規ってどうやって使うもの?

まず、100円磁石で代用しようと思っているということは、あなたはまだマグネット定規を持っていませんよね?

マグネット定規って、こんなものです。↓

家庭用ミシン専用のマグネット定規

変わった形してますね。

実際に市販しているものはこんな感じです。

使い方はこんな感じ↓

ミシン用マグネット定規の使い方

針が落ちる位置から縫い代分だけずらして置き、布端を沿わせながら縫うと、一定の幅でまっすぐ縫い進められます。

マグネット定規はカーブにも使用できます

カーブを縫う時は、マグネット定規を傾けてセットして両端の羽のような部分に布端を当てます。
左右でカーブの角度が違うので、自分の縫いたいラインに合うように置いてみてください。

ミシンのマグネット定規を100均の磁石で代用できる?選び方4つのコツ!

100円ショップにはこんな変わった形のマグネットはさすがにないけど、何とか代用できないでしょうか?

マグネット定規の代わりとして使えそうな磁石の選び方には4つのコツがあります。

  • 直線部分が3~4cmあること
  • 接地面に隙間がないこと
  • 厚みが1cm以下であること
  • 軽すぎないこと

1つずつ解説していきますね。

選び方のコツ1:直線部分が3~4cmあること

マグネット定規代用磁石の選び方1:直線部分があること

マグネット定規はまっすぐ縫うためのガイドなので、直線部分があるものを選んでください。
丸型とかキャラクターをかたどったものはダメです。

選び方のコツ2:接地面に隙間がないこと

マグネット定規代用磁石の選び方2:接地面に隙間がないこと

磁石を置いた時、接地面に隙間ができないものを選んでください。

隙間があると、縫う時に沿わせた布端がミシンと磁石の隙間に入り込んで正しい幅で縫えなかったり、歪みの原因になります。

選び方のコツ3:厚みが1cm以下であること

マグネット定規代用磁石の選び方3:厚みが1cm以下であること

3つ目は厚みが1cm以下であること。

写真を見てもらうとわかるように、ミシンの針が付いている部分から水平に伸びたパーツがありますよね。
これはミシン針を止めるためのネジです。
針が上下する度に、この突き出たネジも一緒に動きます。

厚みがあり過ぎる磁石ではぶつかってしまい危険です!

1cmというのはあくまで目安なので、あなたのミシンならネジの高さはどのくらいか確認しておきましょう。

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選び方のコツ4:軽すぎないこと

最後のコツは軽すぎないこと。
縫っている最中に布に押されてマグネットが動いてしまうと、一定の幅で縫えなくなってしまいます。
マグネット定規を使う時は布端を押し付けるのではなく、そっと沿わせるだけで大丈夫です。

ミロクミロク

特に厚みのある生地を縫う時は、押さないように気を付けてください。

本物のマグネット定規と100均の磁石で縫い比べた結果は?

本物のマグネット定規と縫い比べをするため、100円ショップのダイソーとセリアでマグネットを買ってきました。

まずはダイソーから。
文具コーナーにあった、マグネットクリップ(3個入り)です。

ダイソーで買ったマグネット付きクリップ

本体のサイズはちょうどよかったのですが、プラスチック製のクリップの部分が邪魔になるのでニッパーで切り落としました。

クリップ部分は邪魔になるので取り外しました。

 

セリアでも探しましたが、我が家の近所のセリアでは条件に合いそうなマグネットがなかなか見つからず、一番イメージに近かったこちらを購入しました。

セリアで買ったマグネットフック

買った後で気づいたのですが、こちらのマグネットフックは厚みがありすぎました。
あと、磁力が強すぎてミシンから外れなかったのも困りました…。

磁力の方は、分解して中身の磁石を半分抜いて調節しました。
厚みはどうにもならなかったので、仕方なく、ネジが当たらないように手前側にセットすることに。

マグネットの厚みがありすぎたので、手前側にセットしました

 

ダイソーとセリアのマグネット、そして本物のマグネット定規、合わせて3つで縫い比べをしてみました。
同じ生地・同じ糸を使い、縫い代1cmで比較した結果が、こちら!
(じっくり見てほしいので、あえて写真には答えを書き込みませんでした~)

マグネット定規と100均マグネットで縫い比べした結果

 

どれが本物のマグネット定規かわかりますか?

一番左はちょっと違和感ありますよね。
では、真ん中と右は…?あまり差がないように見えませんか?

正解は、「写真左からセリア・ダイソー・本物のマグネット定規」でした。

セリアのマグネットフックで縫ったものをアップで見てみると…

代用マグネットだと歪みが出てしまった

丸で囲んだ2か所、ちょうど待ち針の先のところが歪んでいるのわかりますか?

縫い目が歪んだ原因は、マグネットフックに厚みがありすぎたから。

ネジに当たってしまうから、針位置より手前側にマグネットをセットしましたよね。
そのせいで、手前ではまっすぐ進めていたのに肝心の針の真下でずれてしまったんです。

アイコアイコ

悪いのはセリアじゃなくて、このフックを選んだミロクさんよ(笑)

一方、ダイソーの(元)マグネットクリップは本家マグネット定規とほぼ変わらない仕上がりでした。
クリップ部分は破壊してしまったので本来の用途には使えなくなりましたが、代用品としては及第点ですね。

ただし、ダイソーマグネットが代用品として使えるのは直線の時だけです。
カーブしたラインを縫う時には使えません。

縫物をする時って、必ずしも直線ばかりではありませんよね。
例えばバッグの場合、直線だけで作ることももちろんできますが、底に少し丸みを持たせたい時なんかはカーブラインを縫います。

難しい曲線部分だからこそ道具の力を借りてキレイに仕上げたいものですが、やはり本家のマグネット定規でないと対応は難しいです。

「選び方のコツ」のところで紹介した条件に合うマグネットを時間をかけて探し回ったり、私のように改造する労力を考えると、本家のマグネット定規を購入する方が確実な気がしませんか?

結論
100均のマグネットでも「直線部分だけなら」代用できる!
どんな作品もキレイに仕上げたいなら本家のマグネット定規を購入するのがおすすめ!

↑こちらは家庭用ミシンでも職業用ミシンでも対応できるタイプです。
楽天には500円以内で購入できるマグネット定規もありますが、安いものはサイズが小さいんです。
700円~1000円くらいで出ている商品の方が安定感があっておすすめです。
こちらのショップはメール便&あす楽対応なので、安く手早く手に入ります!

まとめ

今回は、ミシンのマグネット定規は100均のマグネットで代用するときの選び方のコツを紹介しました。

  • 直線部分が3~4cmあること
  • 接地面に隙間がないこと
  • 厚みが1cm以下であること
  • 軽すぎないこと

の4つの条件に合う磁石・マグネットであれば一応、代用は可能です。

また、上記の基準を満たした100均代用品と本物のマグネット定規とで縫い比べをしてみたところ、

  • 直線部分なら100均商品で代用しても問題ないレベルで縫える
  • 曲線部分は本家マグネット定規でしか対応できない

という結果になりました。

マグネット定規は絶対に必要なアイテムではないけど、あると本当に便利なものです。
条件に合うマグネットを探して100円ショップをハシゴする労力を考えたら、本家をサクっと購入してしまう方がお手軽ですよ!

作品レベル向上のためにも、ぜひ使ってみてください!

 

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