お子さんの入園・入学グッズ作りをきっかけにハンドメイドを始める人って多いですよね。
逆に、入園グッズ作りが辛くてハンドメイドを嫌いになってしまう人がいるのも事実。
今このページにたどり着いたあなたも、入園グッズを作るのが憂鬱になってしまっていませんか?
私も2人の子を持つ母親なので、入園グッズ作りは経験済みです。
しかも今年は、上の子の小学校入学と下の子の幼稚園入園が重なるので、大量の袋物作りが待っています。
まだ布買ったまま積んでます…。
早く作らなくては!
今、私と一緒にため息ついたあなた、大丈夫ですよ!
今回は、過去の私の体験談も交えつつ「避けては通れない入園・入学グッズ作りを少しでも楽にする心構え」を紹介します。
初めての入園グッズ(入学グッズ)を作る前にやってほしい5つのこと
今回お話する流れは
- 仕様書(資料)を確認する
- 完成品をイメージする
- 材料を買う時のポイント
- カンペキを求めない
- 市販やオーダーを活用する
となっています。
具体的な制作テクニックではないので「やってほしいこと」と書きましたが
なんだかゆるい感じしませんか?
気構えずに、お茶でも飲みながら一つずつ見ていきましょう。
これなら、ハンドメイド初心者の私でもできそう!
まずは仕様書(園・学校からもらう資料)を確認
説明会などで貰う準備品の資料をしっかり読み、以下の項目をチェックします。
- 何(レッスンバッグ・上履き入れなど)がいくつ(洗い替えが必要ならその分も)必要か
- 大きさ、形、素材などの指定はあるか
- NG項目はあるか(キャラクターものの布はダメ、こういう素材はダメ、など)
最初に確認しておかないと、後になって作り直す羽目になるのでご注意を!
細かいことはいいので完成品をイメージしてみる
仕様を確認したら、細かいことは一旦忘れてください。
難しそうとか、大変そうとか、そういうネガティブなイメージも全部一緒に忘れてください。
忘れましたか?
そうしたら、あなたの準備したグッズを使うお子さんの姿をゆっくり想像してください。
お子さんは喜んでいますか?楽しそうに笑っていますか?
これからあなたが作るのは、お子さんの園・学校生活を楽しく豊かにするアイテム。
そう考えたら、気分が上がって最後まで頑張れそうな気がしませんか?
ハンドメイドは慣れっこな私も、普段使わない種類の布や細かい仕様(名前を付ける位置とか細かく指定されていました)にうんざりして、途中で作るのが嫌になったことがあります。
でも、子どもが楽しみにしていると思って、何とか完成まで頑張れました。
制作に疲れたら、何度でもお子さんの笑顔を思い出してくださいね。
材料を買う時のポイント
今はネットショッピングの方が、必要な品を一度に揃えられて便利だと思います。
しかし、お裁縫初心者さんにとっては、必要な商品をカートに入れるまでが大変。
でも、いざネットで買おうと思っても何をどれだけ買えばいいのかわからないのよ。
布の種類とかもよくわからないし。
そういう時は、ネットで買わずにまず近所の手芸店に行きましょう。
今はイオンなどにも充実した手芸コーナーがありますし、入園入学シーズンには必要なものが一通り揃っています。
メモを必ず持っていく
お店に行くときは必ず資料やメモを持っていきましょう。
また、ネット検索で見つけた気に入った色柄の生地などあれば写真を一緒に持っていきましょう。
困ったら店員さんにアドバイスを求める
わからないことは遠慮なく店員さんに聞きましょう。
でもさー、すごく話しかけづらいオーラ出してる人いるよねー!
気にせず声かけましょう。
接客も店員さんの大事なお仕事なんです。
どうしても話しかけづらいようならお店を変えてもいいんです。
別に声かけた店で全部揃えなくたっていいんですから。
カンペキを求めない
いよいよ制作スタート。でも、そんなに気負わないでください。
完璧な品を作る必要はないんです。
縫い目が少し歪んでしまっても大丈夫。
途中何度も縫い直ししてしまっても大丈夫。
寸法が指定より1cm大きくなってしまっても大丈夫。
手元の資料だけでは作り方がわからない時は、ネットでどんどん検索してください。
「入園グッズ 作り方」「コップ入れ 作り方」、情報はたくさん出てきます。
どれを見ていいかわからないなら、入園グッズ用の本を一冊買うのもいいでしょう。
(ブックオフや図書館にもあるかもしれませんね)
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実録 入園グッズにカンペキを求めるのをやめたミロク
私の子どもたちが通う幼稚園では、レッスンバッグの寸法が「タテ約27センチ、ヨコ約37センチ」という何とも半端な数字です。
初めて作ったときは「変なサイズだな」と思いつつも指定通りに作りました。
しかし、1年半ほどでバッグが傷んで(引きずって持っていたので穴が空いてしまいました…)作り直すことに。
その時、私は園の指定をまったく無視して、作りやすい30センチ×40センチで作りました。
急いで作らなくてはいけなかったので、私のやりやすさ優先にしたんです。
極端に大きかったり小さかったりしなければ、何の問題もありません。
当然ですが、先生に「3センチ大きいですよ!!」なんて注意されることなんてありませんでした(笑)
どうしても無理なら市販やオーダーでも構わない!
ここまで、入園グッズを手作りするためのアドバイスをしてきましたが、中にはお仕事や体調の都合でどうしても自分では作れない人だっていますよね。
そういう時には、思い切って市販やオーダーで準備するのだってありです。
え…!いいの!?
量販店で購入する
普段洋裁をしない人にとっては、布だけでなく糸や針から(ひょっとしたらミシンも!?)全部揃えないといけないこともあるので、そう考えると市販品の方が費用的には安く収まることもあります。
園や学校によっては市販品を禁止していることもあるので(それもナンセンスだと思うのですが)、買ってもOKかは資料を確認してくださいね。
↑のリンクを見てもらうとわかる通り、値段はピンキリです。
私が見たときは、6点セットが安いもので3,000円台。
高いものだと、なんと2万円以上!!(サイズオーダー可・お名前刺繍入り)
人気の柄はすぐに売り切れてしまいますし、時期によっても変動が激しいので早めにチェックしましょう。
手芸店・個人作家にお願いする
手芸店や個人の作家さんにも、完成品を販売していたり制作代行をしてくれるところがあります。
そういうところにお願いするのも良いでしょう。
ただし、納期と費用(材料費に加え作業工賃が発生します)はそれなりにかかるので、オーダー前に注意事項などはしっかり確認し、お互いにトラブルの無いようにサービスを利用してくださいね。
特に1~3月は注文が殺到するので、あなたの希望が100パーセント通らないこともあります。
絶対に譲れない点と妥協してもいい点を整理してからオーダーするといいですね。
親族や知人にお願いする
おばあちゃんやハンドメイド好きのお友達に制作を頼む。
とっても助かりますよね。でも、お願いする時に注意してほしいことがあります。
- 材料費は必ず払う
- 作業代(工賃)はいくら払えばいいか尋ねる
- お礼はしっかり言う
1と3は当たり前ですが、2については納得いかない人がいるかもしれません。
でも、あなたが時間や健康やスキルなどの問題でできなかった作業を、他の人の時間と手間を使ってお願いするのですから、本来はお店同様に作業代がかかると考えてほしいのです。
「そんなの要らないよ」と言ってくださることもあります(特に親族の場合)。
その場合は、素直にお言葉に甘えさせてもらい、後日受け取りの時にちょっとしたお礼を差し上げればいいと思います。
一番だめなのは、「材料費だけでいいよね?」的なことを自分から言うこと。
作る方としては、実際「材料費だけでいい」と思っていても、相手から「それが当たり前」のように言われるとカチンときます。(注:ミロクの個人的見解です)
じゃあさー、作業代もちゃんと払うから、ミロクさん作ってよ~!
今年は2人分つくらないといけないから無理です。 自分で頑張ってください(笑)
作る方も作ってもらう方も、気持ちよくやり取りしたいものです。
「ミロク流 入園グッズへの取り組み方5つの心構え」のおさらい
ここまでをおさらいしてみましょう
今回紹介した私流の入園グッズ攻略法は、
- 仕様書(資料)を確認する
- 完成品をイメージする
- 材料を買う時のポイント
- カンペキを求めない
- 市販やオーダーを活用する
の5つでした。
特に、2と4は大事です。
自分が作ったものを使ってくれる我が子の姿を思い浮かべて気分をアゲて、ちょっとくらい失敗したってご愛敬♪の精神でいけば、意外となんとかなります。
私は、入園グッズ作りを経験することでハンドメイドに苦手意識を持ってしまう人を少しでも減らしたいです。
多くの人がハンドメイドにかかわるきっかけとなる入園グッズを、「苦行」だと思ってほしくない。
楽しい気持ちで作って、「また作りたいな」と思ってほしい。
そんな気持ちでこの記事を書きました。
まとめ
いかがでしたか?
残念ですが「これさえやっておけばあっという間に完成~♪」的な裏技はありません。
最後の「誰かに頼む」以外は、実際に自分で手を動かして作るしかないんです。
でも、完璧主義をやめて、優しくゆる~い気持ちで取り組めば、気持ち的には楽になれます。
大好きなお子さんのため、ちょっとだけ頑張ってみませんか?
私も2人分のグッズ制作頑張ります!
制作の様子は後日このブログでも紹介しますね。お楽しみに!
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