あなたは出来上がった作品をどこで販売していますか?
まだ販売したことがないという人は、どこで販売してみたいと思っていますか?
今はハンドメイド作品を販売できる方法はたくさんあるので、迷っていませんか?

ミロクさんは、普段どこで作品を販売してるの?
私はハンドメイド作家を本格的に名乗るようになってからは3年ほどになりますが、実はその前から個人名で販売をしていて、販売歴は合わせて10年くらいです。
そのキャリアのほぼ全てがネット販売です。
今回は、ネット販売はもちろん、それぞれの販売方法の特徴をメリット・デメリット合わせて見ていきたいと思います。
現役ハンドメイド作家である私ミロクの体験談も合わせてご紹介しますね。
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ハンドメイド作品の売り方その1:インターネット販売
最も販売の敷居が低いのがインターネット販売です。
思い立ったらすぐに始められるのが魅力ですね。
一言でインターネット販売といっても、今は様々な種類があります。
たとえば
- ハンドメイドマーケット
- フリマアプリ
- ヤフオク
- ウェブショップ
など。
それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
ハンドメイドマーケットで販売する
ハンドメイドマーケットとは、ハンドメイド作品だけを集めて販売する専門サイト。
国内では、minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)、iichi(イイチ)が有名です。
作品の写真を撮影したら紹介文を書いて出品するだけ。
配送方法やギフトラッピングなども簡単に登録できます。
会員登録や月額料金は無料、作品が売れた時に販売手数料を支払います。
手数料は各サイトによって異なりますが、作品代金の10%前後になります。
【メリット】
- 簡単に自分のギャラリー(販売ページ)が持てる
- ハンドメイド作品が好きなお客様が数多く集まる
- 特集やピックアップコーナーに選んでもらえると、一気に売り上げが上がる可能性あり
【デメリット】
- 作品ジャンルによってはライバルが多数存在する
- 自分で宣伝しないと、他の作品に埋もれてしまう

私も現在はminneとCreemaで販売しています。
(探す人はいないと思いますが、作家名はミロクではないです。念のため。)
特に最近はminneに力を入れていて、新作や数量限定品は必ずminneから先に販売開始しています。
minneはハンドメイドマーケット最大手で、ネットの世界にとどまらず、ハンドメイド販売イベント、作家向けのセミナーや勉強コンテンツの発信なども積極的に行っています。
minneは、今からネット販売を始める人なら、まず最初に登録しておきたいハンドメイドマーケットです。
ハンドメイド作品を販売・購入できる! ハンドメイド作品のオンラインマーケット≪minne(ミンネ)≫
フリマアプリで販売する
メルカリやラクマといったフリマアプリにも、ハンドメイド作品がたくさん販売されています。
こちらも、かかる費用は販売手数料のみ。
細かいオプションは指定できませんが、その分ハンドメイドマーケットより更に手軽に出品できます。
【メリット】
- 作品1つから手軽に出品できる
- 購入希望者とのコミュニケーションが楽しめる
【デメリット】
- ハンドメイド以外のジャンルも多数出品されているのでブランドイメージは付けにくい
- 値下げ交渉が一般的なので、希望する価格では売れない事もある
私は、一昨年から昨年にかけて約一年間メルカリ販売を経験しました。
たくさんのお客様に作品をお迎えいただけて嬉しかったのですが、作品を販売する場所を絞って注力することにしたので、現在はアウトレット品や余った素材をメルカリで販売しています。
メルカリは早いときは出品して1~2時間で売れたりもするので、とりあえず「作品が売れた!嬉しい!」という体験をしたい人には特におすすめです。
ハンドメイド品以外にも出品できるので、家中の断捨離にも役立ちますよ!
私もよくサイズアウトした子供服や使ってない頂き物のお皿などを出品しています。
ヤフオクで販売する
ヤフオクはオークションサイトなので、あなたの作品を買いたい人が多数いれば価格が上がるワクワク感があります。
ヤフオクには無料会員と月額制の有料会員(Yahooプレミアム会員)があります。
無料会員でも出品はできますが、出品日数の指定や使用できる機能に制限があります。
ヤフオクの機能をフルに活かして本格的に活動したいなら、プレミアム会員登録が必要です。
最近はヤフオクにも「フリマモード」という定額出品できる機能があるので、メルカリと同じような使い方も可能です。
【メリット】
- 自分の希望価格以上で落札してもらえることもある
【デメリット】
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- 機能をフルで使うには有料会員登録が必要
ヤフオクは私が個人で販売を始めた頃からずっとお世話になっていました。
というか、当時はネットで何かを売る=ヤフオクくらいしか選択肢がありませんでした。
こちらも、メルカリ同様に販売ショップを絞るために今はお休み中です。
プライベートでは売るのも買うのも使い続けています。
ウェブショップで販売する
自分のブランド専用のウェブショップを持つのは、多くのハンドメイド作家さんの憧れでもあると思います。
サイトの置き場所となるサーバーを借りたり、ホームページ制作の知識や技術が必要になるなど難しいイメージですが、最近ではハンドメイドマーケットと同じような感覚で自分だけのショップが持てるサービスもあり、敷居は下がっています。
【メリット】
- 自分だけのショップが持てる
- 自分のブランドイメージを確立できる
【デメリット】
- 集客が大変
- 自分のショップは自分でしっかりマネジメントしなくてはならない
ワタクシ、実はウェブショップも経験済みです。
BASEというサービスを使って自分のブランドのショップを持っています(がお休み中)。
ブログを書いたりminneに出品するのとほとんど変わらない感覚で運営できるのでおすすめです。
機会があればまた詳しく紹介しますね!

せっかくショップあるのにお休みとか、もったいない!

複数店舗あると在庫管理が大変になるから…。
最終的には自分のショップ1本が理想ですよ。
イベントで販売する
お客様を目の前にして販売するイベントは、ハンドメイド作家なら一度は経験したいもの。
全国規模の超大型イベントから地元ショッピングモールでのマルシェまで、大小様々なイベントが開催されています。
参加イベントを決めるポイントは、自分の作風とイベントの来場者層が合っているかどうか。
一度自分がお客さんとしてイベントに出かけてみるのがいいですね。
【メリット】
- お客様と直接触れ合える
- 他の作家さんと仲良くなれるかも
【デメリット】
- 出店料が高いイベントは、赤字になることもある
- ディスプレイ用什器の準備や搬出入の手間がかかる
私はネット専業なので、リアルイベントは未経験です。
もちろんいつか経験してみたいと思っているのですが、まだ子どもが小さく一日家を空けることが難しいのでしばらくは予定なしです。
お客さんとしての参加は大好きです!
委託販売をする
委託販売というのは、雑貨店やカフェなどの店舗に自分の作品を置かせてもらい販売する方法です。
委託条件は店舗によって異なるため、事前に契約内容をよく確認する事が大切です。
【メリット】
- 作品が実店舗に並んでいるという実績が得られる
- 仕事としての責任感やビジネスマナーが身に付く
【デメリット】
- 委託手数料や納品時の交通費(または送料)など、ネット販売より経費がかかる
- 作風・希望条件に合った委託店舗を自分で探す必要がある
委託販売は中学生の時にちょっとだけ経験したことがありますが(詳しくはプロフィール記事参照)、もちろんこんなにきちんとした契約ではありませんでした。
委託販売メインの作家さん、尊敬します!
まとめ
今回はハンドメイド作品を販売する場所として、インターネット販売・イベント販売・委託販売をご紹介しました。
ハンドメイド作品を販売する方法は多様化していて、住んでいる地域や家庭の事情などに合わせて選ぶ事ができるようになりました。
それぞれ【メリット】【デメリット】という言葉で紹介しましたが、どれが良い・悪いという事ではなく、自分に一番合っていると思うものを選べば良いと思います。

私は操作に慣れてるメルカリからやってみようかな

まずは気軽に試してみるといいですよ
どの販売方法を選んだとしても、大切なのは
あなたの作ったものに価値を見出して対価を支払ってくれるお客様を大切にする
という事です。
作品を販売する=単なるお金儲け、ではありません。
作家活動を続けていくために必要な利益を確保しつつ、あなたの作品を選んでくれるお客様を喜ばせる努力を惜しまないでくださいね。
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